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インフルエンザ予防接種について

[2021.12.03]

当院ではインフルエンザの予防接種を行っております。

在庫がなくなり次第受付終了となりますので、ご希望の方はお早めにご来院ください。

インフルエンザとは

インフルエンザウイルスを病原体とする急性の呼吸器感染症です。毎年冬の時期に流行しやすく、一般的な風邪症状と比べると急激な高熱、頭痛やのどの痛み、全身にわたる関節の痛みなどといった症状が特徴的に現れやすい疾患です。インフルエンザウイルスは他の感染症と同様に、感染した方の咳やくしゃみ、会話などによって空気中に拡散されやすく、気道や粘膜を通じて体内に入り込むことで発症します。家族内感染も非常に多くみられており、特に乳幼児やご高齢の方がインフルエンザウイルスに感染してしまうと重症化しやすいため注意が必要です。

インフルエンザワクチンの有効性

日本においてインフルエンザは毎年12月~3月が主な流行シーズンとなっています。予防においては手洗い・うがいなどの基本的な対策に加えて、流行前のワクチン接種が効果的と考えられています。また、インフルエンザウイルスに感染してしまった場合にも、症状が発症する可能性を低く抑える効果が期待されており、重症化を防ぐ目的としてもワクチン接種は有効であると考えられています。ワクチンによる十分な効果が現れるためには接種後2週間程度の期間が必要となるため、流行シーズンを前にした計画的な接種スケジュールを組み立てることが重要となります。なお、ワクチンの効果はおよそ5ヶ月程度持続すると考えられています。

接種について

対象者

当院では10歳以上の方において接種を行っております。

※15歳以下のお子さんの接種には保護者の付き添いが必要となります。

接種回数

13歳以上は1

12歳以下は2回の接種が必要となります。

※1回目と2回目の間は2週間以上の間隔を空ける必要があります。

【注意】新型コロナウイルスワクチンとの同時接種は行うことができません!

当院では新型コロナウイルスワクチン(接種券と事前に記入した問診票をお持ちの方に限り)の接種も実施いたしておりますが、インフルエンザワクチンとの同時接種は行うことができません。接種ご希望の場合には、いずれも2週間の間隔を空ける必要があります。

 予約方法

 当院まで直接お越しいただくか、お電話にてご予約下さい。

 インフルエンザワクチンは当院の在庫がなくなり次第受付終了となります。

ウイルスは眼からも侵入します!

新型コロナウイルスをはじめ、感染症を引き起こすウイルスの侵入経路としては主に口や鼻が代表的ですが、実は眼も注意すべき場所のひとつです。眼と鼻は涙管と呼ばれる細い管によって繋がっています。涙管部にウイルスが付着すると、その細い管を通じて鼻から喉の奥へ、さらには気道や胃にもウイルスが入り込みやすくなります。その逆に、涙管を逆流してきたウイルスが涙を介して外に飛び出る危険も十分に考えられます。コンタクトレンズの装着時など手で目を直接触るような動作を行う際には、手指を十分に消毒し、常に清潔な状態を心がけることが大切です。

深刻な合併症や重症化を防ぐために―

感染症は私たちにとって非常に身近な問題です。インフルエンザウイルスもその年によって流行する型が複雑に変化しており、乳幼児やご高齢の方、持病をお持ちの方などは感染すると急性脳症や二次性肺炎、その他にもさまざまな深刻な合併症を引き起こすリスクが高まります。ワクチン接種はそのリスクそのものを低下させる効果が期待されるものです。正しい知識を持ち、正しく病気を恐れることは私たちのこれからの生活においてとても大切なことです。ワクチン接種をご希望の方はお早めに当院までお問いあわせください。

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