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スポーツ眼科について

昨今、スポーツにおけるパフォーマンス向上のひとつに視力矯正を検討される患者さんが増えています。「スポーツ眼科」とも呼ばれ、スポーツの種類に応じて眼のコンディションを最適な状態に維持するためのさまざまな研究が進んでいます。

競技によって必要とされる眼の力はさまざま

一口にスポーツと言ってもその種類は多岐に渡ります。高い動体視力が要求されるスポーツをはじめ、広い視野が有利となるスポーツ、水中で行われる競技など、それぞれのシーンにおいて必要とされる眼の力は異なっています。優れたパフォーマンスを実現するためには、身体能力や技術面の向上に加えて、競技に特化した視力矯正を行うことも有効な改善策のひとつとなります。

高い動体視力を要求されるスポーツ(例)

野球・サッカー・テニス・卓球・バドミントン・バスケットボール・モータースポーツなど

広い視野が有利となるスポーツ(例)

柔道・レスリング・ボクシング・ラグビー・アメリカンフットボール・アイスホッケーなど

水中での視力が重要となるスポーツ(例)

水泳・水球・シンクロナイズドスイミング・ダイビング・サーフィンなど

まずは眼を安全な状態に維持することを大切に

例えば水泳選手などは度付きゴーグルを使用されている方が多いです。水中でのコンタクトレンズの使用は紛失しやすいだけでなく、浸透圧による変形や微生物の付着などさまざまな危険性が考えられているからです。特にハードレンズの使用は破損の危険性が高く、スポーツ全般において避けるべきものとされています。レーシック手術においても、術後しばらくは格闘技や接触の激しいスポーツを行うことは大変危険とされています。スポーツ眼科においては、眼の機能性の向上だけを目的にしているのではなく、まずは眼を安全な状態に保つことを周知するための活動にも力を入れて取り組んでいます。それぞれの競技に最適なスポーツメガネの作成など、眼を正しく安全に守るためのサポートを行っています。

眼に怪我をした場合にはすみやかに診察にお越しください

ボールが眼に当たったり選手同士の激しい接触など、競技中の怪我は大小問わず起こりやすいものです。特に試合中などは応急処置だけでやり過ごして、実際の治療にお越しいただくまでにかなりの時間を要することが多いです。眼にまつわる怪我はさまざまな機能低下を招く危険性を大いにはらみます。時間の経過とともに傷口から感染症も広がりやすくなり、眼を取り巻く環境は悪化の一途を辿ります。視力はスポーツにおいてとても大切なものです。眼を負傷した際にはすみやかに診察にお越しいただき、適切な処置や詳しい検査確認を行うことが重要となります。

視覚情報に優れた眼に鍛えることは
スポーツにおいて大変有利となります

健康維持の目的や趣味のひとつとして楽しくスポーツに取り組まれている方も多いことでしょう。スポーツにおける視力矯正はなにも特別なアスリートだけが行っているものではなく、一般の皆さんにもその輪が広がっています。スポーツにはさまざまな種類がありますが、視覚情報の精度によってパフォーマンスが大きく左右される競技は大変多いです。例えば動体視力やスムーズな眼球の動き、広範囲をとらえる視野や立体感などを正しく認識する深視力などといった眼の機能はスポーツを行う上では特に有利とされています。眼の機能を鍛えることはより安心安全な毎日を送る上でもとても有益です。スポーツメガネも一昔前に比べると目覚ましい進化を遂げています。年々ニーズの高まりとともにレンズの種類や形状も多彩となり、デザイン性に富んだものも増えてきています。小さなお子さんから大人の方まで、患者さん側の選択肢も大いに広がっています。ぜひご興味のある方はご相談の上、ご検討いただければと思います。

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