コロナ・インフルエンザワクチン同時接種について
当クリニックでは新型コロナワクチン・インフルエンザワクチンともに接種が可能です。昨今ニュース等でも盛んに伝えられている通り、今シーズンは新型コロナとインフルエンザの同時流行が懸念されております。また、年末年始の時期にも重なることで、第8波となるさらなる感染拡大も危惧されております。京都府においても11月に入り、すでに感染者数が増加傾向にあります。ワクチン接種で早め早めの対策を行い、症状の重症化を防ぐようご注意ください。
新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンは同時接種が可能です
2022年7月22日開催の厚生科学審議会にて、新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種が可能との見解が示されました。当クリニックでも同時接種が可能となっておりますので、ご希望の方は予約時にその旨スタッフまでお申しつけください。オミクロン株対応ワクチンにつきましてもインフルエンザワクチンとの同時接種が可能です。
注意
ただし、インフルエンザワクチン以外のワクチンについては、新型コロナワクチンとの同時接種が不可となっておりますのでご注意ください。
新型コロナワクチンの接種について（要予約）
新型コロナワクチンには、ウイルス感染後に引き起こされる発熱や咳などの諸症状の重症化を防ぐ効果が見込まれているだけでなく、症状の発症そのものを予防する効果が期待されております。特に基礎疾患をお持ちの方は重症化リスクを下げるためにも、早期のワクチン接種による対策が推奨されます。その一方で接種後の副反応としてみられやすいものとしては、接種部位の痛みや頭痛、倦怠感や筋肉痛などが主となります。非常にまれにではありますが、アナフィラキシーショックと呼ばれる強いアレルギー反応を伴うケースもみられます。アナフィラキシーショックが起きた場合には、その場で医師による迅速な処置が必要となります。当院においても接種後15～30分ほどは待合室で待機いただき、健康状態を確認したうえで安全にお帰りいただいておりますのでご安心してお越しください。
当クリニックではファイザー製・モデルナ製の両方を取り扱っております
それぞれ従来型・オミクロン株対応型のものをご用意いたしておりますので、接種回数にあわせて適切なものを接種いただけます。
オミクロン株対応型ワクチンについて
2回目以上の接種を終了した12歳以上の方が対象となります。前回のワクチン接種から3カ月以上経過している場合に接種が可能です。
当クリニックでは予約制となっております
当クリニックの新型コロナワクチン接種は予約制となっております。まずはお電話にてお問いあわせください。TEL：075-394-1639
接種には本人の同意が必要です。接種の効果と副反応に関するリスクを正しくご理解いただいたうえでお申し込みください。接種費用は無料です。
接種当日にお持ちいただくもの
- 接種券
- 本人確認書類（運転免許証・保険証など）
- 予診票（あらかじめ必要事項をご記入ください）
- お薬手帳
※ワクチンは上腕部に接種します。当日は肩が出しやすい服装でお越しください。
※接種当日、風邪症状や発熱（37.5度以上）がみられる場合は変更をしてください。
新型コロナウイルス感染症やワクチン接種についての最新情報は京都府ならびに京都市の各WEBサイトをあわせてご覧ください
インフルエンザワクチンの接種について（予約不要）
インフルエンザワクチンでは、主にインフルエンザによる合併症のリスクや症状の重症化を防ぐことが期待されています。インフルエンザワクチンを接種しても、直接的な感染が防げるわけではありませんが、症状の急激な悪化や合併症によって引き起こされる重症化を防ぐ効果が各種研究によっても認められています。インフルエンザワクチンの効果が持続する期間としては一般的にはおよそ3〜5カ月と考えられているため、特に感染拡大が懸念される冬のシーズン（例年12月から3月がピーク）に予防効果を高く維持するためには、流行前の早めの接種が重要となります。副反応としては接種部位の腫れやかゆみ、軽い発熱や倦怠感が主となります。まれにアナフィラキシーショックが起きる場合がありますが、当クリニックにおいては反応の出やすい15分程度は待合室で安静にしてお待ちいただき、健康状態の確認を行ってから安全にお帰りいただくように努めております。
当クリニックでは10歳以上のお子さんから接種可能です
ただし、10～12歳の方は2週間以上の間隔を空けて2回接種が必要となります。
13歳以上の方は原則1回接種となります。
※接種当日、明らかな発熱（37.5度以上）がみられる場合や、重篤な急性疾患にかかっている場合には接種ができません。
※過去の接種の際に何らかの異常がみられた場合には、事前に医師にご相談ください。
料金：1回につき2900円（税込み）
さらなる感染拡大や同時流行を抑えるためにできること―
2019年12月に中華人民共和国湖北省武漢市で「原因不明のウイルス性肺炎」として認知されて以降、世界中がパンデミックの危機にさらされてきました。感染対策も今年で3年目を迎える中で、少しずつではありますがかつての日常が取り戻されつつある風景も目にします。しかしながらいまだ収束のめどは立っておらず、年末年始の人流加速によって第8波となる感染拡大も目前に迫っています。私たちに今できることは、引き続き「三密」を回避した生活を心がけながらワクチン接種率を最大限に引き上げることが目標となります。京都府においても11月末現在で3回目接種率は64％、4回目接種率は35.5％と低い数値となっています。特に年末年始に帰省を予定されていらっしゃる方や、普段会えない方との再会を楽しみにされている場合には、事前にワクチン接種を検討されることをおすすめします。
